DMの効果的なタイミングはいつ?個人・法人の違いや4つのコツを解説

DMのお役立ちコラム

ユーザーや取引先などにDMを送り、商品・サービスの購入(成約)やファンの獲得などブランディングにつなげている企業は多くあるでしょう。

しかしDMの内容や送る顧客層が同じでも、送るタイミングによって反響は大きく異なります。タイミング次第では、予想以上に大きな反響を得られるかもしれません。

DMは内容だけでなく送るタイミングも重要なポイント。効果的なタイミングを把握しておくことで、DMの費用対効果を最大限に高めることが可能です。

DMの最適なタイミングはいつなのか、個人・法人の違いや送付する上でのコツを紹介します。

DMをマーケティングや販促に活かしたい、費用対効果を高めたいと考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

DMを送付するおすすめのタイミング

DMは送付するタイミング次第で、費用対効果が大きく左右されますが、送るのに適したタイミングは、どのような相手に送るかによって異なります。

適したタイミングは一律ではないので、相手に合わせるのが大切。個人向け・法人向け、それぞれのおすすめタイミングを紹介します。

「DMが読まれない」「効果が薄い」など悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

個人向けDM

個人向けにDMを送る場合は、休日を狙うのがおすすめです。

DMは時間に余裕があるときほど読まれやすい傾向にあるので、平日よりも土日祝日など、休みの日に送ることで読まれる可能性がアップします。もし平日に送る場合は、ゆっくり過ごしているゴールデンタイム(19時~22時)に送ったり、平日が休みのユーザーを狙って送ったりすると効果的です。

他にも誕生日などの記念日に送ったり、生活の転換期である1月・4月に送ったりするのも効果的です。ただし休日の中でも、年末年始や大型連休は避けた方がよいでしょう。

年末年始は年賀状など郵便物が多くDMが紛れてしまったり、忙しい時期でもあるためそもそも読まれなかったりするかもしれません。

ゴールデンウィークなどの大型連休も、不在である可能性が高かったり、溜まった郵便物に紛れやすくなったりするため避けるのが無難です。

個人向けにDMを送る際は、大型連休以外の休日を狙うのがおすすめです。

法人向けDM

法人向けにDMを送る際は、個人への場合とは反対に平日に送る方が、読まれやすくなっています。企業にもよりますが、10時~17時の出勤時間内であれば、DMをチェックされやすくなります。

特に一週間の中でも企業のモチベーションが高い月曜日は読まれやすいので、土日のうちに届くよう投函しておくのがおすすめです。とはいえ多くの企業で月初・月末は忙しいので、避けるのが無難。担当者にゆっくり読んでもらうのが難しくなってしまいます。

また連休明けは郵便物の量が多くなりやすいので、紛れて読まれなくなる可能性があるので、こちらも避けるのが無難です。法人向けにDMを送る際は、忙しくない平日の月曜日に送るよう意識しましょう。

一般的に反響が期待できる時期

一般的にDMの反響が期待できる時期は、新生活シーズンやボーナスの時期、記念日・イベント時期など消費が活発になる時期です。

具体的には、以下のような時期が挙げられます。

  • 1月・4月・9月:新生活など生活の転換期となる時期なので、消費が活発になりやすい。特に通販業界で反響が高い
  • 5月後半・11月中旬:夏のボーナス(6月末~7月)・冬のボーナス(12月前半頃)が支給される1カ月ぐらい前は、ボーナスの使い道が決まっておらず消費行動につなげやすい。少し高価な商材におすすめ
  • イベント前:クリスマスや誕生日、バレンタイン、父の日・母の日など、ユーザーに関係のあるイベント前に送ると有効

DMを送って商品・サービスの購入や成約を行ってもらうには、消費意欲の高い時期を狙う必要があります。

消費が活発になる時期を把握して狙い撃ちにしていくと、効果的なDMを送ることができます。

DMを送付する4つのコツ

できるだけ多くのユーザーにDMを読んでもらうためには、読んでもらえるタイミングに送ることが大切です。

とはいえ、いつ読んでくれるか完全に把握することは難しいもの。少しでも開封率を高めるためには、4つのコツを押さえておきましょう。

それぞれ詳しく解説するので、ぜひDMの費用対効果を高める参考にしてみてください。

曜日に気を配る

相手の手元に届く曜日に、気を配りましょう。

曜日によって読まれるかどうかは大きく左右されるので、相手に読んでもらいやすい曜日に届けることが大切です。

例えば個人の場合は時間に余裕のある土日が、法人の場合はモチベーションの高い月曜日が読まれやすいタイミングです。

反対に読まれない可能性の高い曜日に送らないよう、注意する必要もあります。

個人の場合であれば平日でも読んでもらえる可能性はありますが、法人は休日に送っても読まれる可能性は限りなく低いので、いつ届くか想定して発送しましょう。

時間帯に気を付ける

曜日だけでなく、時間帯にも気を付けると効果がアップします。

個人へは休日に送るべきですが、午後~夜にかけては外出する可能性が高いため、DMを送っても読んでもらいにくくなりがちです。比較的時間に余裕があると想定される、午前中に送付するのがおすすめです。

また法人の場合は勤務開始時間に合わせて、送るのがおすすめ。10時には勤務が始まっている企業がほとんどなので、10時ごろに届くようにすると読まれやすくなります。

反対に退勤間際の時間は慌ただしくなるため、読まれにくくなってしまう時間帯です。曜日だけでなく時間帯にも気を付けましょう。

商品のライフサイクルに合わせる

DMを送る対象者だけでなく、商品のライフサイクルに合わせて送るのも大切です。

例えば家電業界であれば、顧客が購入した製品の寿命を向かえるであろうタイミングや、新商品発売の時期など、買い換え需要が高まる時期にDMを送ると効果的です。

買い替え時期以外にも、発売前や発売直前、発売直後、決算時期、助成金・補助金の受付時期・締め切り前、ターゲットに関する法律の施行前などが考えられます。

また商品購入直後やサンプル商品使用後など、リピートを狙えるタイミングに送るのも効果的です。

扱う商材や業界によってタイミングはさまざまですが、顧客が「購入しようかな」「買い替えが必要かも」など消費意欲が高まっていると想定される時期を狙いましょう。

競合のDM発送タイミングを分析する

競合となる同業他社のDM発送タイミングを分析して、自社の参考にするのも一つの手です。

売上を伸ばしている企業や、ターゲット層が近い企業のDM発送タイミングを分析することで、自社のDMをブラッシュアップできるかもしれません。

競合他社に資料請求したりサンプル商品を購入したりして、自分自身が見込み客の立場になってみると、顧客心理や効果的な発送タイミングを知ることが可能です。

ただし競合他社のタイミングを完全にコピーしてしまうと、バッティングしやすくなるので、自社のDMが埋もれやすくなる懸念があります。一般的に競合よりも送付が後になると印象が薄まるので、競合より先に送付できるよう意識しましょう。

とはいえ競合のタイミングが自社にとって最適なタイミングとは限らないので、あくまで参考として捉え、最適なタイミングはテストを繰り返して見極めることが大切です。

DMのタイミングは相手に合わせることが大切

DMは送るタイミングによって、読まれるかどうか大きく左右されます。個人なら休日が、法人なら月曜日が読まれやすく、どちらも時間に余裕があるタイミングとなっています。

反対に忙しい時期や郵便物が増える時期は、読まれない確率が高まるので避けるべきです。

他にも商品のライフサイクルに合わせたり、競合の発送タイミングを分析したりするのも有効です。

DMはまず読んでもらうことが大切なので、いつなら開封してもらえるのか、できるだけ具体的に想定して送るようにしましょう。

なお、送付タイミングを工夫したところで、効果測定を行うにはどうすればよいか?疑問に思う方もいるでしょう。

そんな方には当社の「DM+」がおすすめです。「DM+」ではDMを通じて顧客ごとに固有のQRコードを付与できるため、より緻密な顧客行動のトラッキングが可能です。測定結果を元に改善策を実施することで、DMの成果を最大限に高める仕組みが実現します。

DM+に関する詳細は、以下のURLからご確認いただけます。DMの効果に伸び悩んでいるなら、ぜひ検討してみてください。

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