手書きのDMを送るとどんな効果がある? DMの作り方や注意点などを紹介

DMのお役立ちコラム

DMと言えば、きれいにデザインされた印刷物が当たり前になりました。そうした中で、手書きDMの有用性にあらためて注目が集まっています。

DMは、リピーターを増やし、既存顧客のロイヤリティを向上させ、売り上げアップにも寄与する有効的なマーケティング手法です。その一方で、日々各所から送られてくるDMに対して、顧客が特別感を持てなくなっている側面もあります。

そこで大切になってきたのが、「顧客の目を引き」「心に届く」DMです。

きれいにデザインされたDMももちろん印象に残りますが、もう一歩顧客の心理に触れ、「また利用したい」「購入したい」と思ってもらえるDMにするためには、企業や店舗、担当者の気持ちが伝わりやすい「手書きのDM」が有効です。

本記事では、手書きDMの効果をはじめ、手書きDMの作り方、そして作成時の注意点まで網羅的に解説します。顧客へ手書きのDMを送りたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

手書きのDMはどんな効果がある?

手書きDMにはどのような効果があるのかあらためて振り返ってみましょう。

気持ちや想いが伝わりやすい

手書きのDMとなると、手にした顧客がどのような反応をするか想像したり、喜んでもらえるような言葉を選んだりとさまざまな工夫を凝らすはずです。試行錯誤しながら作成した手書きDMは、読み手に想いが伝わりやすく、担当者や店舗の様子などを思い出してもらえるきっかけになるでしょう。

気持ちのこもった手書きのDMによって、店舗などに行ったときの雰囲気などを思い起こしてもらえれば、「また行きたい」「やっぱり購入しよう」など、リピーターや新規顧客の獲得につながると考えられます。

他のDMとの差別化を図れる

手書きのDMは、それだけで特別感があります。近年のDMマーケティングは、見込み客の獲得を目標として不特定多数へ送るDMから、「見込み客からコンバージョンを得る」ことを目的としたDMへと変化しつつあります。こうした戦略では「あなたに送っている」という特別感を演出することがとても大切です。

「自分のためだけに手書きで用意してくれたDM」は他との差別化が図りやすく、顧客の印象に残り、担当者や企業への好印象にもつながるでしょう。

手書きのDMのデメリット

手書きDMには想いを伝えやすく、特別感を演出できるなどのメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。

手間や時間がかかる

手書きDMのデメリットはどうしてもかかってしまう手間と時間です。内容を考えるだけでもそれなりの時間が必要ですから、他の業務も抱えながら手書きDMを作成するとなると、時間を決め、効率的にこなさなければいけません。

ただ、どれだけ効率的に作成しても、1日に作成できるDMは限られます。こうした理由から、手書きDMは大量に送ることには向かない点もデメリットです。手書きDMはある程度ターゲットを絞って作成する必要があります。

手書きのDMの作り方

手書きDMを作る際は、まず以下の点を明確にしておく必要があります。

・誰に送るか

・全体を手書きするのか部分的にするのか

・内容

・特別感を出すための工夫

・全体の流れ

以下でそれぞれ詳しく解説します。

目的とターゲットを明確にする

手書きDMを誰に送るのか、まずはターゲットを明確にしましょう。大量作成はできないため、セールの案内DMでも「顧客」といった漠然としたターゲットではなく、顧客の中でも「3回以上来店している方」「1年以内に来店した(していない)方」など、より細かくターゲティングすることが望まれます。

新規顧客にお礼の手書きDMを送る、優良顧客に1年のご愛顧のお礼として手書きDMを送るというように目的ごとにターゲットを絞り込んで送るのも一つの手段です。休眠客へ再来店を促す内容や、見込み客へ購入や契約の後押しとなるような手書きDMを送ったりするのも有効でしょう。

いずれにしても、誰にどのような目的で手書きのDMを送るのか、まずは明確にすることが大切です。

手書きする部分を決める

お礼状のようなDMなら全体的に手書きしてもよいでしょう。むしろその方が喜ばれるはずです。しかし上述したように、手書きのDMは作成に時間がかかるデメリットがあるため、場合によっては一部だけを手書きにする方法も検討してみましょう。一部分だけ手書きし、全体の構図や商品・サービス紹介などは統一のフォーマットを利用します。

部分的に手書きにする場合は、宛名やキャッチコピー、お礼や一番伝えたいポイントなど一言メッセージを手書きにするのがおすすめです。機械的な字体が並ぶ中に、一言でも手書きがあれば目立つ上、特別感も十分伝わるでしょう。

ターゲットに合わせた内容にする

ターゲットに合わせて手書きする内容を変えるのもポイントです。顧客へのメッセージは丁寧な言葉で書くことが前提ですが、若い世代の方や、堅苦しい接客を好まない方の場合、少し砕けた表現にしてみるのもよいでしょう。

友人に書くような文章になっては問題ですが、「こういう点が○○様におすすめですよ!」「またお会いできるのを楽しみにしてますね!」など、親近感を持ってもらいやすい表現にするのも良い方法です。

一方、目上の方や、優良顧客など大切なお客様となれば、言葉遣いに注意する必要があります。たとえ一言メッセージといえど、失礼のないよう言葉選びにも気を配りましょう。

特別感を出した文章にする

手書きのDMはそれだけで特別感があります。しかし、ただ定型文のようなコメントを書いただけでは顧客の心に響かないDMとなってしまうかもしれません。受け取った人に「自分のために書いてくれた」と実感してもらえるような手書きDMを作成するには、来店時のエピソードなど、その人だからこそ伝わる内容を取り入れましょう。相手が読んだときに「このことを覚えていてくれたんだ」「ちゃんと私のために書いてくれてるんだ」と実感してもらいやすくなります。

DMの流れを決める

これまでに紹介してきた内容を踏まえ、DMの流れを決めましょう。以下は一例です。

・宛名
・挨拶文やお礼文
・前回来店されたときのエピソードなどとともに本題 (新商品の紹介・イベントやセールの案内など)
・DMだけの特典などがあれば紹介
・締めの挨拶
・連絡先

宛名はもっとも手書きしたい部分ですが、決して相手の名前を間違えることのないよう、よく確認して書くようにしましょう。

来店時のエピソードを交えつつ本題に入れば、「自分へのDM」だと印象づけつつ、自然に読み進めてもらいやすくなります。最後には、店舗の連絡先や担当者の名前も記載するようにしましょう。

なお、このように流れを箇条書きなどで書き出してから、どの部分を手書きするか考えるのも有効です。

手書きのDMを作る際の注意点

手書きDMを作成する際、特に押さえておきたいのはこれから紹介する注意点です。せっかくの手書きDMを台無しにしないためにも、以下の点を押さえながら作成してください。

送付先の方へ全て同じ内容を送らないようにする

いくら大切な顧客宛のDMでも「書くことがない」という事態になることはあります。また、上述もしたように手書きDMは時間と手間がかかるため、他の業務を抱える中でなんとか効率的に作成できないかと悩むこともあるでしょう。

しかし、手書きDMは手書きであれば何でもよいというものではありません。一つのDMの内容を使い回すような、通り一遍のDMでは顧客の気持ちにも響かないでしょう。顧客によっては「自分に対してのDMとは思えない」内容になってしまい、手書きDMの送付が逆効果になることも考えられます。

手間はかかりますが、送付相手とDMの中身がちぐはぐにならないよう個々に合わせて作成することが大切です。

読みやすい文字を書くようにする

手書きDMを作成する際には「丁寧に書く」「きれいな文字で書く」ことも大切です。あわただしく乱筆で書いたDMでは、もらった人もあまりうれしくは感じないでしょう。

また、あまり細かい文字でたくさん書くのも控えましょう。文字が詰め込まれた文章は実際に読みにくいだけでなく、見た瞬間にあまり読みたくないと思われてしまう可能性もあります。

一つひとつの文字がしっかりわかる大きさで、句読点も交えて読みやすく書くようにしましょう。

早めに準備をする

お礼のDMは3日以内に送るのが良いと言われています。それは来店したときのイメージが顧客の記憶に鮮明なうちにお礼DMを送ることで、さらに良い印象を持ってもらえる効果が期待できるからです。

また、セールやイベントの案内となると、当日前までに届いていなければなりません。何日頃に到着させたいかを考え、郵送にかかる日数を加算して発送日を決め、それに間に合うように作成します。

セールのDMなら1週間程度前、バースデーDMなら2~3週間前までには発送できるように準備しましょう。ただし、入学・卒業や父の日・母の日など、顧客が早くから購入を検討する可能性がある、行事に関わるセールやイベントの場合はさらに早く発送しておく必要があります。新製品などの案内もできるだけ早く行うことが望まれます。1カ月から3カ月程度、場合によってはそれより前に送れるよう準備をしておきましょう。

まとめ

手書きDMは、自分のためだけに書いてくれた手紙と認識してもらえるため、顧客満足度の向上や、来店促進、企業や店舗・担当者への印象アップにもつながりやすいと言えます。デジタル化が加速する現代だからこそ、手書きのDMは目を引き、顧客に好印象を与え、目的を達成するための効果的なツールになるでしょう。

「新規顧客にお礼DMを送りたい」「見込み客のコンバージョンが欲しい」「休眠客を掘り起こしたい」など、目的に合わせてぜひ手書きDMを作成してみてください。

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